2011-01-17

荒川修作




2011/01/21まで



たまに車で通ると気になっていた家があった
カラフルな積木でつくった、かわいい絵みたいな家

家なのか、人が住んでいるのか、住めるのか、
中は一体どうなっているのか?????
さっぱりわからない予測不能の外観

三鷹天命反転地と知ったのは数年前
養老天命反転地を作った人!なんだ

TVでチラリと中を見た
外観と同じくカラフルな室内に
凸凹の床、丸い部屋、中心にはオープンキッチン
そんなの想像以上だし。なんだコレ。ステキ。

この映像で住人達の暮らしぶりが見れる
人それぞれの暮らしぶりと想い
監督さんはココの住人で二人目のコドモが
ココで生まれて育っている様子を記録している

荒川修作のしゃべりを交えの映像
滑舌が少々悪いので字幕があったらいいのに
宿命反転とか死なないとか
わからないけど、スゴいブッ飛んだ人

荒川さん昨年お亡くなりになったけど
荒川精神は受継がれている。と、思う。
人間は死なない、消えていくヤツはいるけど。
ってコトに通ずるのかな

自然の中に暮らしていたら当たり前に
あったものが、どんどん不自然になって
それに気づかないワレワレを正気に返らせる装置?

三鷹天命反転住宅にショートステイできるみたい



追記/荒川修作さんのおことば

どれぐらい間違っているか知ってる? 徹底的に間違ってんだよ、人間の生き方は。僕が使うボキャブラリーは、一つも君たちには理解できないだろうね。人間がいまだに戦争をしたり、人を殺したりするのはどうしてだか知ってる? この地上にはなんの楽しみも、なんの希望もないからだ。全部希望をぶった切られたんだよ、全部。もう一つも残ってない。ここ(三鷹天命反転住宅)に住んだら人間は死なない。死ねないって言ってるんだ。この地上で死んだやつは一人もいない。人間が永遠に生きるってことを発見したんだ、俺は。
僕は新しい科学者なんだ、最初から。生まれて5歳ぐらいから。芸術家になろうとしたらまず科学者になることだね。一体あたえられたものってなんだ。私ってなんだ。細胞のなかの水と外の水はどれくらい違うんだ。俺は5、6歳から学んだね、それを。そうでなかったら、いま俺が言ったようなことが言えるかよ。人間は死なないんだ、死ねないんだと言ってんだよ。